2020年8月 2日 (日)

メメント・モリ

「メメント・モリ」について

ロミコミという、当時私が配信していた朝のメルマガに書いたのは2017年の12月5日。


なぜ朝1番にその言葉を思い出したのか不思議でしたが、翌日大事な仲間が旅立っていったことを聞きました。Rさんが私に残してくれたメッセージだったんだなぁと思いました。


以下にそのロミコミを引用します。


↓↓↓


メメント・モリとは…

ラテン語で memento mori「自分がいつか必ず死ぬということを忘れないように」という意味、「死を記憶せよ」とも訳されます。


日々の生活に追われ、目の前の悩みに気を取られていると 忘れていませんか。

そうです、私たちは「期間限定の地球での生命」を一時貸借しているだけなんですね。


この世に生命を受けた時から、今この瞬間 誕生した赤ちゃんも、年期の入った大人たちも みなある方向に向かって歩いていきます。

その途中の景色はさまざま、共に歩く仲間もいろいろ。

でも 昨日より今日、確実に "すごろくのあがり、人生の卒業に向かって歩いています。


天台宗のお坊さまが「人間は死ぬために 生きているんだよ」と話してくださいました。

え??と思いながら なぜか腑に落ちるあたたかいものを感じました。けなげにゴールに向かっている自分の中に勇気が湧いてくる言葉でした。


そういえば 人は日頃から 漠然と死なないように” とビクビク 心配している気がします。


メメント・モリ「自分がいつか必ず死ぬ ということを忘れないように」を思い出し、

だからこそ いかに自分らしく この借りている生命の寿命を生ききるか

どのようにして 自分という人間がこの世に生きたという証を残せるか


卒業を意識して、明るく開き直って 希望を持って今日も前向きにいきましょう。 

(ロミコミ2017. 125日朝8時半配信)





話は続きます、、、


知り合いの奥様が7月末に天国に旅立っていったと聞きました。ご自宅で家族に見守られながらの静かな旅立ちだったそうです。


そこで金曜日(7月31日)のDJロミの収録で前述のメメントモリのことをお話ししました。



すると昨日8月1日のFacebookで、ワシントン時代に大変お世話になった方がホスピスで静かに旅立っていったと言うニュースが旦那様と息子さんの連名で流れました。


メメント・モリについて考えていた時だったので、旅立つ人がこの世に残すメッセージだったんだなぁと再び感じ入りました。


メメント・モリを意識すると、目の前のことでむやみに感情を乱されることがなく、あれこれ悩まなくなります。


メメント・モリを意識すると、毎日の生活がより生き生きします。


今日もFeel Goodな1日を…




Posted at 11:28 午前 このごろ思うこと | | コメント (0)

2020年7月24日 (金)

新型コロナウィルス感染症に苦しむ世界のための祈り

 ここ半年、世界はパンデミックに揺れる日々を経験してきました。日本も大変な時期を心ひとつに乗り越えてきていますが、非常事態宣言が解除されて人々の気持ちがちょっと緩んだ気がします。

残念なことに、世の中はコロナに感染するの人々の数が日々増加しています。

私たちは人類の生命の危機をしっかり認識し、意識を新たにこの苦境を乗り切っていかなければいけない時に来ています。

私は毎晩夜10時に医療従事者のために祈りを続けているのですが、いくつかの祈りの中で、所属する山手カトリック教会から頂いた祈りの言葉がとても心に響いています。

一日も早く希望の光が見えてきますように、ここに全文をご紹介したいと思います。


〜〜〜〜〜

[新型コロナウィルス感染症に苦しむ世界のための祈り]


いつくしみ深い神よ、

新型コロナウィルスの感染拡大によって、

今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

病に苦しむ人に必要な医療が施され、

感染の終息に向けて取り組む全ての人、

医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

亡くなった人が永遠の み国に迎え入れられ、

尽きることのない安らぎに満たされますように。

不安と混乱に直面している全ての人に、

支援の手が差し伸べられますように。


希望の源である神よ、

私たちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、

世界の全ての人と助け合って、

この危機を乗り越えることができるようお導き下さい。

私たちの主イエス・キリストによって。

アーメン


希望と慰めのよりどころである聖マリア、

苦難のうちにある私たちのためにお祈りください。


  2020.4.3 日本カトリック司教協議会認可


Posted at 06:54 午前 日々の祈り |

2020年7月 4日 (土)

エチオピアの友人家族

一昨日、知らない方からメールが入っていました。

最初間違いメールだと思っていたのですが、ちょっと気になって後にゆっくり開いてみると、Gobena Familyと言う名前が書いてありました。

もしかして以前、世界銀行で同僚だったTem Gobena?

私が初めて赴任したときに、人事部でチームを組んだ Temは立派な体格のエチオピア人のマネージャー。

大変誠実で真面目な人物、日本から赴任したばかりで何もわからない私を優しく指導して新しい環境に慣れるようにサポートしてくれた方でした。

世銀時代、メリーランドにあったテムさんのお宅に何度もお招きいただき奥様のエチオピア料理をご馳走になったのが初めて食べたそのメニューとともに懐かしく思い出されました。 

彼は家族でワシントンに赴任して長く、ワシントンのエチオピア人コミュニティーの重鎮でもあり、リタイヤしたらエチオピアに帰って出版社を作りたいと話されていたのを思い出しました。


さて、そのメールの差出人はGobena ファミリーからで、この3月に帰天された奥様のメモリアルサービスのお知らせでした。

日本時間で夜10時半からたっぷり2時間、エチオピアの教会でのメモリアルサービスがライブで配信されました。かなりの臨場感で、まるで自分がその教会で参列してるよう、それもリアルタイムで。

海外の世界も遠くなくなった、世界はつながっている、もうそういう時代なのですね。

ワシントンにいた時はティーンエイジャーだった長女が皆さんに感謝の言葉を述べられました。もちろんマスク姿で。コロナの状況でみんな集まることができないので動画配信にした旨を話されていました。

教会で祈りが始まる前、その画面では奥様と家族の写真が次々と写し出され、テムさん達は幸せな人生だったんだなと一目でわかるご家族の姿を見ることができて良かったです。

3人のお子さんとそれぞれの配偶者、そしてお孫さん達、世界中どこにいても、1つのカップルからこうやって家族が大きくなっているFamily treeを思い心が温かくなりました。

78歳で人生を卒業された奥様ですが、なんとテムはもうすでに天国の人となっていました。それも今回初めて知ったことです。

日本でもコロナの関係でズームでお葬式に参列したりと言う話を聞きますが、メモリアルサービスを世界の反対側からもリアルタイム配信で、どこにいても心を寄せられると言うのはなんだか嬉しい気がしました。

テムさんと奥様のご冥福をお祈りし、この世で、そしてあの怒涛のようなワシントンDCでの日々にお会いできたご縁をとても嬉しく思いました。

Mr & Mrs.Gobena, 人生の旅の途中でお会いできたご縁に感謝です。

Viva global family !

Posted at 03:00 午後 |

2020年6月27日 (土)

自前のコロナ防護服

自前のコロナ防護服???

最新のDJロミ(#390)では、この話題を取り上げました。

先週、インドのアーユルヴェーダのドクターパータップのウェブ講演を聞きました。そこで話されていた内容を今回の収録でお話ししました。

以下はそこで話されていた内容の抜粋です。

パンデミックは今後もまたいつ訪れてくるか分かりません。科学や医学の進歩でワクチンはどんどん作られると思いますが、ここで自前のコロナ防護服と言う考え方も必要かなと思いました。


5000年前のアーユルヴェーダの知識の中にはパンデミックに対応策もたくさんあるようですが、自分の身体は各自が、5層の防御服を身に付けていれば守れるそうですよ。


第1層   肺を強くする層

第2層   消化力を高める層

第3層    免疫力を高める層

第4層   感情、メンタル面を強くする層

第5層  魂レベルをたかめる層


● 肺を強くするには…

毎日オイル(精製ごま油)で全身をマッサージ

(私は透明な太白のごま油を熱して作ります)

毎朝、スプーンいっぱいを口に含んで5分ほどくちゅくちゅしてすすぎます。(これは歯槽膿漏にも良いと聞きました)

口鼻に蒸気を浴びる(ミントの香りも良い)

朝夕、白湯にレモンを垂らしてうがいをする。

冷たい水は飲まない。


● 消化力を高めるには…

食事中に冷たいものを飲むと消化が弱まり、消化されなかったものは毒素(アーマ)となる。

まるで、かまどに燃やした火を水で消すようなものなので飲食中に冷たいものは飲まない。

消化に良いもの、体の負担にならないものを食べること

デトックス水も1日何度かに分けて飲むと良いそうです。

ほかに、、

食べ過ぎを避ける(アーユルヴェーダでは腹7分目と習いました)

かまどに火をくべるのは決まった時だけにする。例えば、1日3食とすると間食は避けて、間食をどうしても食べたい時は食事と一緒に食べると良い。


● 免疫力を高めるには…

オージャスを高めてバイタリティーを高める

ドライナッツ(レーズン7.8粒、生アーモンド5粒、くるみ3粒、デーツ5粒) 寝る前に水に浸して、朝、温めたミルクとともに食する。


●メンタル面を強くするには…

常にマインドをポジティブにしておくこと。

ネガティブな情報に過剰に摂取しないように。

ヨガ、プラナヤマ、瞑想、アロマ、そしてポジティブな人との交流がメンタルを強くする。


●魂レベルを強くするには…

「思いやりを他人に施すこと」ダライ・ラマがいつもおっしゃっているコンパッション、ですね。

まずは Love  yourself❣️

自分を愛し、家族を愛し、仲間を愛し、環境を思いやり、動物を愛し、草花を愛で、自然を愛し、思いやりを周りに施すことが魂の免疫力を高めることになる。

〜〜〜〜

ドクターのお話を聞いていて、ヨガや瞑想と同じレベルにポジティブな人との交流と言うことが取り上げられてたのが大変興味深かったです。

そしてやはりまずは自分を愛することが基本なんだなと再認識しました。

Viva 愛のコーヒーカップ❣️

Posted at 01:27 午後 アーユルベーダの知恵 |

2020年6月22日 (月)

3ヶ月の自主ロックダウン終了

昨日6月21日は夏至で金環日食で新月でした。

こんなにも意味のある天体の動きが重なる事はそうないのだそうです

春分の日に始めた私の自主ロックダウンの日々は3ヶ月経った昨日で一旦終了としました。

とは言え新型コロナはまだまだ続きそうです。

今後はやはり不要不急の外出を控えて静かにしていようと思います。

家から一歩も出ない生活は週2回のヘルパーさん、ご近所の友人に支えられて困ることなく落ち着いて過ごしました。

このライフスタイル、最初は戸惑いもありましたが、今ではとても気に入りました。この先もこのペースをキープしていきたいと思います。

この間、毎週金曜日にリモート収録する「DJ Romi」だけが外とのつながりでした。

もちろん我が家の2匹のにゃんたちは大活躍。いつでも心強い心友、同志でしたが、加えてベランダのプラントの世話もこんなに楽しいものだったとは…


この3か月でソーシャルディスタンスやリモートワークなど新しい習慣ができ、社会に定着しようとしています。

もうだれもコロナが蔓延する前の元の世界には戻れないことを納得、覚悟しています。

それどころか、最近「コロナのおかげで…」と言う前向きな言葉をよく聞くようになりました。 

私もその1人です。

今年に入ってすぐに始まったこの新型コロナの蔓延で、人類は大きく意識改革 & 意識進化を遂げるチャンスをもらいました。

競争原理、資本市場主義、本音より建前、効果より効率、などを目標とした人生を180度方向転換しようとしています。

誰もが生きやすい世の中がスタートするのです。

昨日の夏至。

久しぶりの外出の目的地は近くの港の見える丘公園でした。車椅子でのんびり散策し、そして心友仲間と一緒にレインボーブリッジの見える丘の上で夏至のプチ儀式をしました。ポストコロナの世界にたくさんの幸せを願って…






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Posted at 07:56 午後 夏至 |

2020年6月17日 (水)

ワン・ダンという考え方

One Done (一個完了)

日常生活の中で「え〜? また〜?」

「これ、いつまで続くの?」 

「世の中ちっとも良くなってなーい」

「うまくいってると思ったのに…また逆戻り?」

なんて言う出来事がよくあります。

今朝もお隣の国の緊迫した状況がニュースで流れています。


子どもたちの毎日の行動から、国家間の外交問題まで、事の大小に関わらず延々と繰り返される出来事…

一見、コロナ前と全く変わらぬ人々の勝手な振舞い、調和を欠く行動に心が萎えそう。


そんな時は、

ワン・ダンと言う考え方で切り替えて心の平安を誰にも奪われないようにしたいもの。


思い起こせば、3·11の時、東京にいても毎日のように余震が続いた頃があります。木造の2階建てに住んでいましたから夜中にぐらっとくるとどうやって庭まで出ようかと一瞬にして頭を巡らせたものです。

しばらく経つと、グラッ、ドキドキには少し慣れてきたものの、これはいつまで続くのだろうと不安に駆られました。

数が増えていくカウントアップする考え方だと、これで98回目、あ、また増えた、99回目となってどこまで行くの…となります。

ですから…

同じ出来事に対して数を一つずつ減らすカウントダウンをしてみました。きっと余震も収まる時がある。例えば756回と言う大きな数を仮定して、その数字に到達すれば収束する、と考えると、ぐらっとくる度にそこに確実に近づいていると思うようにしました。

ですから…

グラットときたら「ワン・ダン」一個完了!と声にだしてカウントダウン。グラッと来るたびにその数からマイナスイチ。

それだけでも心の落ち着き方が違いました。


日々、周りで起きる出来事には私たちがコントロールできる範囲の外にあるものがいっぱい。

そういう出来事にいちいち反応していたら、体も心も持ちません。きっとこれもあれも良いほうに向かっている、進化の方向に向かっていると信じて、「ワン・ダン」


コロナが地球を訪れて以来、すべての物の見方が変わろうとしています。今まで隠されていたことや、ごまかされていたことや、不条理な出来事が外に出て日のヒカリを浴びるようになっているのです。


ただその途中は、たまったゴミがいっぱい周りに出て来ます。見てて辛いですし、心が痛みます。

そんな時だからこそ、誰かが明るい希望を持ち続けることで周りに良い影響が広がるのを期待します。


今日もフィールグッドな1日を…

Posted at 09:11 午前 日々思うこと |

2020年6月14日 (日)

プチ生前整理しました。

不要不急の外出を控えるようにというお達しから始まり、ついに非常事態宣言が出て、みんなじっと耐え続けて、そして6月に入ってそれがやっと解禁になりました。

急にできてしまった「おうち時間」

Facebookの投稿やテレビを見ていると、家庭内整理整頓、不用品撤去、断捨離にいそしんだ人が多いということ。

私はどうせなら、と「生前整理」に切り替えました。

人生の卒業に近くなった人が自発的にする「生前整理」、また親がまだ存命であるうちに少しずつ整理を始める事が「生前整理」と思っていましたが、考えてみると年齢や状況にかかわらず、「生前整理」は誰にでも当てはまること。「断捨離」と「生前整理」では気合の入れようが違っていました。そこには新しい気づきがたくさんありました。

地球での滞在時間はもともと借り物なのです。

期間限定の人生を毎日粛々と卒業に向かって歩いているのが私たちです。

そう考えると、単に物を減らそうとしていた頃とは違うステージでの身の回りの整え方が見えてきました。

元々お片づけは好きな方ですが、私の弱いところは

・ まだ使える 

・ 私は使わないけど誰かがまだ使える


以前はホームパーティーをした際に、そういうものを集めておいて、皆さんに好きなものを持って帰っていただいてモノの新しい嫁入り先を探していました。でも自由に行き来ができなくなった今日この頃、物の流通にも限りがあります。


そこで思い立って買取業者を探しました。

ネットの中から自分の家に近い地元ののリサイクルショップを探して見積もりに来てもらいました。

感じのいい好青年はその道のプロ。今はスマホから価格をチェックすることも簡単にできるようでてきぱきと進みました。

服、衣類、ハンディカム2台、デジカメ3台、フォトプリンター、未使用の電気機器類、ホビーグッズ、書籍類、etc

でも…

我が家から出た生前整理品は、残念ながら一般的には価格が付けつかないものあるいは低いものばかりだったようです、笑。

マチュピチュにまで何度も同行したハンディーカムもデジカメも思い出はプライスレスだけど、経済的にはノーバリュー。

親切なその方は、衣服はメルカリ、本はブックオフに持ち込みでなどアドバイスしてくれ、ダイソンの製品など今我が家で活躍してるものやイギリスのアンティークのお皿などは売りませんかと言われたけれど…それはまだ早い。

結局、小さな台車1つ分を丸ごとそのまま引き取ってもらうだけになりました。

ものを捨てるにもお金がかかるこの頃、引き取っていただけただけでも感謝と言う顛末になりました。

お店に出さないようなものは途上国にボランティア活動で送ったりするそうです。私の古いデジカメ、でもまだまだ使えるものがどこかの国の子供たちの修学旅行で活躍できると思ったらなんだか嬉しくなりました。

いわゆる(使える)モノはどこかで、誰かに使ってもらえる可能性があります。

でも遺品整理をして処分に困るのはその人個人にだけ価値のあるもの(特に日記など)と聞きます。

この世をおいとまするときには、自分にしか価値のない私物は極力少なくして身軽に旅立ちたいとつくづく思いました。

飛ぶ鳥跡を濁さず。






Posted at 08:33 午前 このごろ思うこと |

2020年6月11日 (木)

ブログ再開

Time flies.   光陰矢のごとし… 


ずっとお休みしていたブログをまたやってみようと思いました。

コロナのことで外出自粛をし、自主的にロックダウンをしてもう3ヶ月になろうとしています

私の世界は自宅に限られたものになりましたが 家で2匹のニャンたちと静かに暮らしていることで、かえって日々の心境の変化が顕著で、毎日新しく生まれ変わるような気がしています。


毎週金曜日に、DJロミと言うトークの番組をホームページの中に持っていますが、そこで毎週1時間お話をすることが何よりの楽しみ。スマホでいつでもどこでも聴けるようになったのが嬉しいです。

このDJロミはグラフィックデザイナーのエディさんと2人の掛け合いですが、もう10年ほど前から続けています。(途中2014年夏に脳卒中で倒れてからはしばらくお休みしましたが… )

毎回1つのケーススタディー(事例)について話していましたが、ここしばらくは「今起きている事」について徒然なるままにお話ししています。


明日の金曜日、リモート収録しますが、テーマは「今だからこその『聖なる予言』の真実」です。

私はワシントンD.C.に住んでいるときにこの本The Celestine prophecyに出会いました。作者のジェームスレッドフィールドさんの講演会にも行きました。それがきっかけでペルーを訪れることになり、その後マチュピチュに4回行きました。

最初は、世界銀行の同僚のソニアの里帰りに同行してクスコに連れて行ってもらいました。考古学者でシャーマンガイドのルーベンに、当時世界的なベストセラーだったこの本について感想を聞いたところ「僕は好きじゃない」と言われてびっくり。理由はあまりにも真実を書きすぎているから…でした。


でもいつしかその記憶は遠いものになっていましたが、先日、朝のクワイエットタイムで「今だからこその聖なる予言」と響いたのです。

そこに書いてあった9つの予言、今一度ゆっくり味わってみるとあの冒険物語は、現実の世界で起きていることと思いました。

一つ一つの説明は明日DJロミで…

私の意訳の要約は以下の通りです。

ーーーーーー

The Celestine prophecy

聖なる予言

                       

知性からではなく

魂からものを見ること。

来たるべき人生は

もう用意されており

世界は開かれるのを待っている。

もっと注意深く物事を見る目を

養うこと。



 1の予言


私たちは理屈をはるかに超えた

神秘的な世界に住んでいる。

それを今一度思い出す時。


そこでは突発的な偶然の一致がたくさん起こり、シンクロニシティー、起こるべくして起こる意味のある偶然の出会いに溢れている。



 2の予言

より多くの人がこれらの神秘的な出来事に目覚めた時、私たちはそこに全く新しい世界観 (Worldview) を創りだすことになる。


その世界観では「宇宙は活気に満ちていて神聖なもの」と定義付けられる。



 3の予言

私たちを取り巻く全てのものは、どんなものであれ、神聖なエネルギーによって構成され、そこから派生しているということを目で見て理解するようになる。



 4の予言

人間はこの大いなる力の源と切り離された時、不安に陥り、切断された不安定な存在になる。


ゆえに相手を支配しようとし、お互いにエネルギーを奪おうと躍起になる。これこそが人々のいさかいの原因である。



 5の予言


問題を解決する方法はたった1つ、

一人ひとりが、神聖なる大いなる源と再びつながりを持つこと。


神秘的な変容は、私たちに尽きることのないエネルギーと愛をもたらし、美しいものに対する知覚を広げ、高次元の自己の覚醒にまで押し上げる。



 6の予言


この気づきを得て、私たちは人間が持つ"他人を支配しようとする行動様式"を手放すことができる。


そして明確な真実、それは私たちの共通の目的 「人類を新しいレベルの現実まで進化させること」という使命に行き着く。



 7の予言


この使命を遂行していく途上で、私たちはこれからどこに行くのか、次に何をするのかを示してくれる内なる直感に目覚めていく。


そして私たちがポジティブな思いを持ち続けることで、偶然の一致の流れが起こり、それにより私たちの使命が速やかに遂行されていくことになる。



 8の予言

必要とされる充分な数の人々がこの進化した流れにのったとき、

そこでは常に出会う人々同士、互いの存在の奥の高次元の意識に向けてエネルギーを送りあうようになる。


新しく創造された精神文明では私たちの肉体はかつてない高いレベルのエネルギーと知覚を伴って進化していく。



 第九の予言


このように私たちはビックバンから始まった長い進化の道のりを歩むことになる。


それは世代から世代へ受け継がれ、人生の究極のゴールである自身の肉体を活性化させ、そして進化の道のりは私たちがついにたどり着く地上の天国の実現の時まで続いていく。



  要約文責・意訳 中野裕弓 

      2020.6





Posted at 04:24 午後 |