メメント・モリ
「メメント・モリ」について
ロミコミという、当時私が配信していた朝のメルマガに書いたのは2017年の12月5日。
なぜ朝1番にその言葉を思い出したのか不思議でしたが、翌日大事な仲間が旅立っていったことを聞きました。Rさんが私に残してくれたメッセージだったんだなぁと思いました。
以下にそのロミコミを引用します。
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メメント・モリとは…
ラテン語で memento mori「自分がいつか必ず死ぬということを忘れないように」という意味、「死を記憶せよ」とも訳されます。
日々の生活に追われ、目の前の悩みに気を取られていると 忘れていませんか。
そうです、私たちは「期間限定の地球での生命」を一時貸借しているだけなんですね。
この世に生命を受けた時から、今この瞬間 誕生した赤ちゃんも、年期の入った大人たちも みなある方向に向かって歩いていきます。
その途中の景色はさまざま、共に歩く仲間もいろいろ。
でも 昨日より今日、確実に "すごろくのあがり”、人生の“卒業“に向かって歩いています。
天台宗のお坊さまが「人間は死ぬために 生きているんだよ」と話してくださいました。
え??と思いながら なぜか腑に落ちるあたたかいものを感じました。けなげにゴールに向かっている自分の中に勇気が湧いてくる言葉でした。
そういえば 人は日頃から 漠然と“死なないように” とビクビク 心配している気がします。
メメント・モリ「自分がいつか必ず死ぬ ということを忘れないように」を思い出し、
だからこそ いかに自分らしく この“借りている生命”の寿命を生ききるか…
どのようにして 自分という人間がこの世に生きたという証を残せるか…
卒業を意識して、明るく開き直って 希望を持って今日も前向きにいきましょう。
(ロミコミ2017. 12月5日朝8時半配信)
話は続きます、、、
知り合いの奥様が7月末に天国に旅立っていったと聞きました。ご自宅で家族に見守られながらの静かな旅立ちだったそうです。
そこで金曜日(7月31日)のDJロミの収録で前述のメメントモリのことをお話ししました。
すると昨日8月1日のFacebookで、ワシントン時代に大変お世話になった方がホスピスで静かに旅立っていったと言うニュースが旦那様と息子さんの連名で流れました。
メメント・モリについて考えていた時だったので、旅立つ人がこの世に残すメッセージだったんだなぁと再び感じ入りました。
メメント・モリを意識すると、目の前のことでむやみに感情を乱されることがなく、あれこれ悩まなくなります。
メメント・モリを意識すると、毎日の生活がより生き生きします。
今日もFeel Goodな1日を…