« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月27日 (火)

久しぶりのハンプトンコート

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

    昨日、短いロンドンの旅から戻ってきました。 ロンドンはオスカー賞の直前だったのでノミネートされたThe Queenの主演女優のヘレン・ミレンさんがあちこちのTVに取り上げられていました。受賞が決まって今頃はイギリス中、大喜びのことでしょう。 映画といえば帰りの飛行機で見たLittle MIss Sunshine(リトルミス サンシャイン)がお勧めです。 一つ一つのシーンはすごく可笑しいのですが、社会風刺の部分もあり、途中でひとつになっていく家族の絆、暖かさに感動でした。お互いに心に傷を持つ家族が、末娘オリーブの天真爛漫さで心を開いていくさまは見事でした。

Images     今回のハイライトはハンプトンコートでした。ここはロンドンから列車で30分ほど。テムズ川沿いにあるヘンリー8世のお城です。ヘンリー8世は離婚を認めないカトリック教に反発してイギリス国教会を作った英国史には欠かせない国王。 彼は次々と離婚、再婚を繰り返し6人の妻との栄華を極めた生活が垣間見られるお城と美しい庭が残りました。Photo_3

(でも歴史は別として、実はここは私の青春の思い出の場所でもあり、今から30年ほどまえの英国での青春時代が一気に蘇り、庭の木の陰にその頃のわたしが立っていそうな気がしました。もしそうだったら、彼女と今のわたしはどんな会話を交わしたことでしょうか。) そこに今回は心友たちと再び訪ねることができたことにひとり感動でした。 そして大学生の甥も一緒に・・・

    帰りの日の朝は、時折小雨降るハイドパークを甥と散歩しました。丁度、彼と同年齢の私は、同じロンドンですべてが目新しく感じられる環境で暮らしていたのです。19歳で思い切って外国に出たことは今でも親とチャンスに感謝です。その後、3回にわたって合計9年もの時間を英語の中で暮らすことになるとは最初全く思ってもいませんでした。ロンドン行きはそれまで家と社会に守られていた生活から離れ「ひ・と・り」ということを実感するいい機会でした。その思いを共有したくて、甥の外国行きの”あしながおばさん”をしています。彼には3週間後にはニュージーランドでのひとり旅が待っています。 知らない環境で感覚を研ぎ澄まし、感性を磨くことの面白さと感動をいっぱいつかんでくることでしょう。 土産話を聞くのが楽しみです。若いって素敵ですね。 でも「若い頃に戻りたい?」の問いには「いいえ、これからの人生がもっともっと楽しみ!」といえる自分が今ここにいます。 そう気づいたらなんだかとても嬉しくなりました。

Posted at 09:29 午後 イギリス&英会話 |

2007年2月22日 (木)

子どもとのコミュニケーション

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

005_2   昨日、ひさしぶりに地元小学校PTAでの講演会にでかけました。 小田原城の横の小学校の建物は、外観がお城の建物の一部のようでとても素敵です。 テーマは「子どもの可能性を伸ばすコミュニケーションスキル」。ひとことでいうと、「質問、問いかけ上手になること」でした。 雨の中、たくさんの保護者の方、地域の方々が熱心に耳を傾けてくださいました。 上手な質問は考える力を育てます。 大人特有の「善し悪しを裁く」こころをストップして、心をオープンにして子どもに向き合い、いろいろな問いかけをすることで、子どもたちは考え始めます。 「将来は何になりたい?」、「・・・についてどう思う?」、「春休み何がやってみたい?」などなど。こういう質問、問いかけの場合は声のトーンに気をつけます。 同じ質問も聞き方によって尋問調、詰問調になったら残念、子どもは心を閉ざしてしまいますから。 また”聞いたら”答えが出るまでニコニコ”待つこと”が大事です。

  3月6日は大阪での毎日新聞社主催の毎日講座があります。 往復はがきで応募ですが、すでに700名近い応募をいただいたようで、300人余の心斎橋そごうのホールはもういっぱいで締め切らせていただいたそうです。 ご応募ありがとうございました。 昨日の小学校と同じく、ノンストップ、あっというまの2時間になることでしょう。 私も楽しみにしています。

ところでセミナーでは私は必ずMDに録音しておきます。家にはここ20年余りに録音した講演のテープ、MCがほんとうにいっぱいあります。 毎回、聞き返す時間はないのですが、講演会ではウメちゃんが全開になって、なかなか”いいこと”言うのです(笑)。 それは私にとっても初耳に言葉だったり、考え方だったり・・・ 。講演会、実は話す私が一番楽しみにしているのかもしれません。 参加者によってウメちゃんからどんな話題を引き寄せるのかが・・・。  お楽しみに。

明日からしばらくお楽しみがあります。また報告しますね。 ろみ

Posted at 12:34 午前 講演会情報 |

2007年2月17日 (土)

スペシャルオリンピックスって?

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

お久しぶりです。 今日は寒かったですね。 わたしは東京へ出かけていました。 NPO法人スペシャルオリンピックスの理事会に出席するためです。 私はご縁を頂いて昨年から理事をお引き受けしていますので、今日はすこし活動についてご紹介させてくださいね。 

みなさんはスペシャルオリンピックス(SO)をご存知ですか? オリンピック、パラリンピックと並んで世界的なスポーツイベントとしても知られています。参加するのはアスリートといわれる知的発達障がいのある方々。 日常的に様々なスポーツを通して障がいをもつ方々の社会参加と活躍の場を広げようというものです。

はじまりは1963年の故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ夫人が自宅の庭を知的発達障がいの人たちに開放して開いたデイ・キャンプで、国際本部はワシントンDCにあります。(でも世銀時代には私はまだSOの活動を知らなかったのです。残念!) So2006_047  

昨年10月には熊本大会が開かれました。丁度その時期、熊本に行っていたわたしも表彰式に参加し、アスリートたちの一生懸命さ、ひたむきさ、無邪気さに心を打たれました。アスリートたちは同じような力量の人たちでグループ分けされて競いますが、メダルだけでなく、参加者全員にリボンが贈られます。他人と競うのでなく、「昨日よりも今日」自分の可能性に挑戦するのですね。

現在SOのスポーツ活動に参加している全国のアスリートは5000人あまり、通年、毎週各地でトレーニング活動をしています。そしてそれをささえるのが膨大な数のボランティアの人々でコーチやトレーナーも皆ボランティアです。アスリート、アスリートのファミリー、支えるボランティアの人々がみな同じ目線でより充実した人生に向かって歩むのは本当に素晴らしいことだと思います。 

皆さんのお住まいの地域にもきっとスペシャルオリンピックスの活動があると思います。もしスポーツ、または”地域で共に生きる”ことに興味がおありでしたら、是非連絡を取ってみてください。 一生懸命練習するアスリートの応援も歓迎です。 「自分の出来ることを生かして周りの人の役に立つ」のはとても貴重な体験です。 今後、私の中で研究中の「共に生きる」社会システムのソーシャルリースの活動にもつなげていけると思っています。

Posted at 11:34 午後 愛と豊かさ |

2007年2月14日 (水)

箱根に行きました。

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

3連休、いかがお過ごしでしたか? わたしは以前からの仲良しと旧交を温めたり、新しい友人ができたり、とても人間関係の豊かなエクサイティングな3日間でした。 自分と違う生きかたや、実体験をしている人たちの話を聴くってとてもリッチな体験ですね。 その人の話の中に自分を置いてみると、自分の世界が話を聴いているだけでどんどん広がっていきます。 本を読むのもいいけれど、実際に人生の生き様を垣間見せてくださるのでわたしは人のお話を聞くのが大好きです。

昨日は、35年前にロンドンで出会った友人と久しぶりの再会でした。 先日、表参道ヒルズにでかけたおり、彼女の経営するモデルエイジェンシーの 会社の車を見つけて即、連絡をとった話をしましたがその友人が我が家に来てくださいました。 お互いちっとも変わっていないと安心しました。 箱根にドライブにでかけ、成川美術館で日本画を鑑賞し、ゆっくりお話をしました。 その後仙石原のにごり湯の温泉へ。 35年前と現在が同時進行している嬉しい体験でした。

006 008

Kumiちゃんと    成川美術館からの芦ノ湖。遠くに富士山

Posted at 11:14 午前 気になる人&コト |

2007年2月 8日 (木)

久しぶりの大津での講演会

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

「最近何してますか? 講演会がないようですが・・・」と聞かれました。そうですね、1月2月とちょっと充電しています。 というわけで今日は先日決まった大津の会のお知らせです。

3月25日(日) 午後1時半~4時 「人間力を高めるには」 JR大津駅前にある滋賀ビル9F「比叡の間」 (駅前の横断歩道を渡ったところにあるビル) 参加費は前売り 3000円、当日3500円 お申し込みはコーヒーハウス・ミィーミィの岸本みつ子さん。酒井大あじゃりさまのご縁を作ってくださった友人です。 Tel/Fax 077-521-7760 

最近とても人気のある「大洋のゆたかさ」セミナーでは必ず鯉の話がでます。 鯉は自分の泳ぐ場所の大きさに自分のからだの大きさを合わせるというもの。

Miemie1 この話はミィーミィーさんでヒントをもらいました。お店のカウンターには、その曲線にあわせて水槽が作られています。以前は窓側にもうひとつ大きな水槽がありました。二つの水槽の鯉の大きさは随分違うのです。

「この小さな鯉はどれぐらいしたら窓の水槽の鯉のサイズになるの?」という私の問いに、岸本さんは笑って「どちらも同じ時期に生まれた鯉なんですよ。でもどこを泳ぐかで大きさが違うの」 これにはびっくり。 

確かに水槽が小さいのに自分ばっかり大きくなって、はみ出しては自滅ですよね。 小さな金魚鉢に泳いでいたらもうこれ以上大きくなれない。反対に大きいところに泳げば自分のサイズも大きくなる。 金魚鉢が池になったら? 琵琶湖だったら?・・ 考えさせられますね。

 Mikko1  

岸本みつ子さん

 

Posted at 03:19 午前 講演会情報 |

2007年2月 7日 (水)

沖縄紀行

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

沖縄のこと、もう少し書きましょう。

● 初めてのテーピング

先日の沖縄で、素晴らしい施術を体験しました。 仕事柄、講演で各地をまわるときに、緊急体調管理のために駆け込む治療院、クリニックをいくつも持っています。 沖縄はここに決めました! 那覇市にある 「元気堂」さんです。 院長の林先生はとてもソフトな方でありながら、空手の達人、気の達人、施術は絶品!です。脊椎側湾で背中や肩がいつも凝っているわたしの身体たちまちほぐれて快適に。おまけに最後にはスポーツ選手のような布製のテープを貼るテーピングも施してくださり、その後もどんどん身体は緩んでいい感じになっています。 沖縄のリゾート体験が心身ともにますます深まりますよ。 お勧めです。 [元気堂・那覇市めかる2-4-35 電話098-894-5067 genkido.sintoshin@coffee.ocn.ne.jp

2_051 2_015 林院長と。

● 初めてのパイナップルチャーハン?

沖縄を訪れると必ず連れて行ってもらうのが南部にある久高島を望む高台にある絶景のレストラン「カフェくるくま」。 世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)のすぐ近くにあるわたしの”お気に入り”です。 先日は上天気の日曜日だったのでいつもより混んでいましたが、携帯電話に順番が来たことを知らせてくれる間、お店の前の緑を散策して自然を満喫しました。 またその地で取れた新鮮な野菜もふんだんで、青々しいインゲンと細長い沖縄にんじんを沢山お土産に持って帰りました。おいしかったです。ここはアジアン創作料理で有名ですが、メニューも豊富。今回トライした初物はパイナップルチャーハン、エスニックな絶妙な味でした。 [カフェくるくま・南城市知念字知念1190 電話098-9491189]       

2_016 2_019 久高島を遠くに臨む

一緒に写っている千恵子さんはブログでもいち早く楽しいひとときを紹介してくれています。  http://kaicoporation.ti-da.net/又吉千恵子の日々是好日」2007.2.5版「足るを知る」のコラムで。  彼女のブログはとってもセンスがよくて素敵。

Posted at 11:28 午前 気になる人&コト |

今年初めての沖縄

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

このところの暖かさは、関東地方にいても南国気分ですね。 でも先日訪れた沖縄はやっぱり春、いえ初夏のようでした。 

沖縄はソーシャルリースのプロジェクトで行ってきました。 ソーシャルリースって簡単に言えば「より住みやすい社会のための循環型システム」という意味の私の造語です。 循環型社会システム、多角的、多面的でWin-Winの仕組みづくりを活用するためにある企業体の立ち上げ時に関わらせてもらっています。

昨年、ある講演会で参加者の方からこんな質問がありました。「30代前半でいくつもの会社を経営し、投資もし、NPO社会事業の立ち上げもしているのに・・・なぜか達成感、充実感が長続きしない」と。 周りから見れば誇らしい活動で成果をあげていらっしゃるでしょうになぜ? 彼の質問にわたしは仲間の大切さを思いました。 それを一緒に喜ぶ、一緒にピンチを乗り越える、一緒にワイワイ関わる仲間がいるかどうかがカギではないかしら。

沖縄のソーシャルリースプロジェクトは志を共有する、専門ジャンルの全く違うメンバーで構成されています。その分野を知りすぎているとどうしても発想が現実に根付きすぎてしまうことがあります。何かを造っていくときには「え?」と聞き返すような自由な発想が飛び交うことが必要だと感じています。そのためには各々が自分の専門性を磨き、違うジャンルの仲間たちとフラットな関係で手をつなぎ、枠を超えた発想を具現化していくこと。 人と人が近づくとそこに化学反応、ケミカルリアクションが発生します。その合算力は無限大、計り知れないほど”化ける”ものです。 ますます人生が面白くなってきました。2_023  

Posted at 10:03 午前 ソーシャルリース |

2007年2月 2日 (金)

初めての表参道ヒルズ

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

うわぁ、もう2月! 早いですねえ。 

毎月、月初めにはHPのグリーティングを更新しています。http://www.romi-nakano.com

先月末の比叡山の護摩焚きのこと、ブログにはリアルタイムで書き損ねたのでHPに書きました。 護摩焚きはいいですよ。護摩木とともに煩悩が燃えるようで、身が引き締まる思いです。 

わたしは”カトリッコ” (ウメちゃん造語:幼少でカトリックの洗礼を受けた人のこと・笑)なんですが、護摩焚き、神社の奉納講演、なんでもOK。 どんな宗派とも共存しています。宗教観というくくりでは世界中のどんな宗教、宗派ともぶつからないのです。

ブログもつけ始めて一月たちました。たくさんの方に見て頂いたようで嬉しいです。ファミリーが世界に広がった感じですね。 キーボードの先に皆さんを感じます。

昨日は初めて表参道ヒルズに行きました。丁度1周年だったので5時からはインビテーションオンリーのパーティが。実は思いがけなく私も友人にご招待状をいただいてオシャレな雰囲気を楽しんできました。 表参道ヒルズは安藤忠雄さんの設計ということでも興味がありましたが数多くの素敵なお店の並んだ高級ショッピングモール、吹き抜けやスロープも上手に配してあって近代的かつ人に暖かいイメージの建物でした。 

Sany0038 Sany0040

 

久しぶりの表参道は外国の街と見まごうほど、とってもインターナショナル。いつも小田原の海と山を見慣れている私の目にはすべてがとても眩しかった! そこで何人もの素敵に着物を着こなしている若い女性たちとすれ違いました。 それもちょっとレトロな柄が多く、それがかえってとても新鮮に映りました。 

そういえばわたしも以前、ワシントンDC在住のころ、パーティに着物をよく着たものです。京都の老舗で正絹の着物を着やすいように加工していただいたものがとても重宝で、パーティに着物を着ていくだけでもうプリンセスでした!

昨日はもう一つ、嬉しいシンクロが・・・。地下鉄の表参道駅から地上に出ると目の前にオシャレなロゴの付いたシルバーの車が2台信号で止まっていました。中には外国人が数人・・・ 思い出しました、このロゴは友人の経営するモデルエージェンシーのもの!彼女は今から30数年ほど前の初めての英国生活で仲良くなった親友、でもここしばらくはお互い忙しくて音信不通だったのです。その場ですぐ104で電話番号を調べました。声を聴くのは8年ぶりくらい、最後にあってからはもう14年くらいでしょうか。近々、東京コレクションのシーズン前に会う約束をしました。

「起こることはすべてパーフェクトタイミング」の法則どおりの嬉しい友情復活の瞬間でした。 神様 ありがとう!

Posted at 04:35 午前 気になる人&コト |