似て非なるもの
中野裕弓 @ ソーシャルリースです。
10年前、アメリカから戻ったばかりのころ、横浜に住む日木流奈くんファミリーと仲良くなりました。 彼との出会いは大きな衝撃でした。 このワンダーボーイ、流奈くん話は後日またゆっくりしようと思います。
彼は「似て非なるもの」をしっかり見極めよう、と話しています。 彼との問答の中でわたしも似て非なるものを見逃さないように目を向ける習慣ができました。 その後、曖昧な事象もその良し悪しを裁くことなく、ただもっと理解を深めるために友人たちといろいろな角度から話し合う(ゆんたくをする)楽しさを知りました。 まさに Clarity leads to POWER (言葉を使って明瞭にすることにより、あなたの意図はより力強いものになる)です。
先日、友人との話の中でひとつの「似て非なるもの」が出てきました。 それは「執着と愛着の違い」についてです。
先日のブログを呼んだ友人から「ろみさん、愛車にはいつもニックネームをつけてるのね」 そうなんです、なぜか車はいつも“ミッキー” 最初の車のサイドミラーがミッキーマウスの耳のようだったからという単純な理由。 それ以来ミッキーは代々の車の愛称です。 ミッキーと名付けるくらい(笑)だから愛着を持って接しています。 大切に扱うと、相手も私を体を張って守ってくれるのです。 ワシントンDCで急に大雪が降った日、帰りの道でスキッドして危なかった時も車は横をこすりながらも懸命に私を守ってくれました。
アメリカから帰国する時、友人が譲ってほしいというので車を譲りました。 とても調子よく走っていたそうです。 でもある時ハイウェイで事故に巻き込まれ大きなスピンを繰り返しながらも体を張って乗車していた友人とそのお仲間を守ったそうです。 そのミッキーはボロボロになって廃車になったけれど、乗車している人たちは奇跡的に無傷。 大切にするとモノもしっかり恩返しをしてくれるんだなあと思いました。
ここまでは愛着ストーリーです。愛着は人と人、人とモノの対等な関係です。
でもそれにエゴが絡まってくると執着というものに様変わりします。 そこには“所有”や”依存”という人の気持ちが絡んでくるのです。 そうなると物事はちょっと厄介です。 モノが必要以上にパワーをもったり、モノを所有するために他人を傷つけたり・・・ 。
何かに対して「愛着」を持つと人はやさしくなれます。 でもそれが「執着」に変わると、愛や思いやりの気持ちは消えて、人は調和を欠いた行動を取りかねません。 警察沙汰にもエスカレートしていくこともあります。
これって人と人との関係でも、まったく同じなんですね。うゎ~、くわばら、くわばら
