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2016年11月29日 (火)

火曜日はリハビリの日

退院して以来、毎週リハビリのセラピストさんが2回我が家に来てくださる。

火曜日は理学療法士(PT)のKさん。歩行訓練の専門家。

でも今日のように寒さで身体がこわばってしまうときは、筋肉マッサージをしていただく。

お天気の良い時には家の周りを杖で外出、あるいは歩いて足の筋肉をつけるべく屋上でくるくる歩く。

彼女のマッサージは、通常のマッサージと違い、確実に筋肉に届いている感じ。

街の治療院で受けられたら、毎日通いたいくらい。

毎週火曜日の1時間だけだけど、密度の濃い有難い時間。

で、明日は水曜日のリハビリ。

行動療法士(OT)のTさんが、来てくださる。彼女は手を使った作業のリハビリ担当。

左手で包丁を使う練習とか、手芸などで、左手の動きを取り戻すべく訓練する。

PT,OTのどちらも体の具合とだけ向き合える自分のための時間。

ついでに言えばもう一つのジャンルの言語療法士さんを加えた3人が、私のような脳卒中患者にはついてくれるが、私は幸いしゃべることには障害が出なかったので、3人目のセラピストさんはついていない。

左の脳に出血があると、右半身に麻痺が出る。そしてそういう場合は左脳のつかさどる言語に障害が出る場合が多いのだとか。

それなのに言語能力は残ったということは奇跡。話すことが必要だったから神様が残してくれたと思っている。 Thank you!

それにしても家をどんなに暖かくしても、身体は外の寒さが伝わってくるよう。

猫のアンカーもなんだか寒そう。 彼女にも丸くなれるコタツが必要かな。

Posted at 10:18 午後 |

2016年11月27日 (日)

母の誕生日

11月27日。

大好きな母の88回目の誕生日、米寿のお祝い。

現実には86歳であちらにに還った母ですが 今朝からずっと近くに感じて

笑顔の母を思い出しながら今日は一日家で静かに過ごしました。

母と娘という縁を 味わい尽くしたことを”有難く”思うのです。 一緒に旅したことや日常の何気ないシーンが大切な宝物。

先日、お母様を95歳で見送った友人が電話口で「母の看取りにいろいろ悔いが残って・・」と話していました。 でも肉体を離れて天に還った魂はきっと感謝の気持ちしかないと思うのです。

親を見送ることで、子どもたちの人生は新しい章に入るのでしょうね。

昨日は学生時代の同級生のパイプオルガンのコンサートに。

倒れて以来初めてのコンサートホールでの音楽鑑賞でしたが、会場が我が家からすぐ近くだったので、思い切って電動車イスで出かけました。

懐かしい同級生たちにも会えてうれしい再会でしたが、同じ姿勢でいたため 少し身体が強張ってしまって今日は安静にして家にこもっています。 

だから丁度 母のことをゆっくり考える時間になりました。

冬の寒さはこの身にはなかなか厳しいです。

隣で寝ている子猫の姿に大いに癒されました。

Posted at 07:05 午後 |