2007年11月18日 (日)

ノッティングヒルの恋人

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

夕方、大阪から戻ってきました。  途中、夕日に映える富士山がとてもきれい。富士山は上のほうにほんのちょっとだけ雪の線、冠雪はまだでした。 

日曜日なので、新幹線は子どもたちも多く家族連れでにぎわっていました。あ、そうだ、今日は日曜日! もうメールチェックはやめてのんびりすることに。TUTAYAからのDVDレンタルが郵便受けに届いていました。 ネットで注文しておくと、郵送してくれるシステムは便利、レンタルショップに行かなくてよいので気に入っています。 

DVDはNotting Hill 「ノッティングヒルの恋人」 ジュリア・ロバーツ演じるアナ・スコットというアメリカの大女優とヒュー・グラントが演じるロンドンのハイドパーク近くのノッティングヒルという庶民的な街で本屋を営む青年の恋の物語。 以前に見たことがあるのですが、また見たくなってリクエストしていたもの。まさに今日の気分にぴったり。 なんといってもロンドンの街が舞台なので、こういう映画をみると20代に9年間暮らしていたあの頃にタイムスリップしてしまいます。セリフもいきいきしていて素晴らしい。今、見終わってとてもいい気分なので、思わずブログ書いちゃいました。 今なら、ドア開けたらそこはロンドンって感じです。 

18歳の終わり、はじめてロンドンに行った日のことが今でもはっきり思い出されます。学生生活はハムステッドヒースの近く、2度目に渡英した時は、アールスコートの近く、ノッティングヒルもポートベローロードもどこもなじみ深い場所ばかり。 映画の中に周りの建物に住んでいる人しか入れないプライベートな公園が出てくるのですが、まさにこの景色のようなところに住んでいました。日曜日はその公園でのんびり日向ぼっこしながら本を読んでいた思い出がよみがえりました。 あの時、遊んであげた隣人のセバスチャン坊やは・・・ きゃ、もう40歳くらいなんだわ。あらあら。

アナ・スコットは映画の中で、周りからつくられた見せかけの名声や富よりも大切なものをしっかり手にしました。 人生に何が必要か気がついた人は本当に強い!ですね。

今日はロンドンの夢を見ながら眠れそうです。 日曜の夜の最高にハッピーな時間をすごし、ここ数日の疲れがいっぺんに吹き飛びました。また明日からのエクサイティングな日常が待ち遠しい・・・。 Good night ろみ

Posted at 10:02 午後 イギリス&英会話 |

2007年2月27日 (火)

久しぶりのハンプトンコート

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

    昨日、短いロンドンの旅から戻ってきました。 ロンドンはオスカー賞の直前だったのでノミネートされたThe Queenの主演女優のヘレン・ミレンさんがあちこちのTVに取り上げられていました。受賞が決まって今頃はイギリス中、大喜びのことでしょう。 映画といえば帰りの飛行機で見たLittle MIss Sunshine(リトルミス サンシャイン)がお勧めです。 一つ一つのシーンはすごく可笑しいのですが、社会風刺の部分もあり、途中でひとつになっていく家族の絆、暖かさに感動でした。お互いに心に傷を持つ家族が、末娘オリーブの天真爛漫さで心を開いていくさまは見事でした。

Images     今回のハイライトはハンプトンコートでした。ここはロンドンから列車で30分ほど。テムズ川沿いにあるヘンリー8世のお城です。ヘンリー8世は離婚を認めないカトリック教に反発してイギリス国教会を作った英国史には欠かせない国王。 彼は次々と離婚、再婚を繰り返し6人の妻との栄華を極めた生活が垣間見られるお城と美しい庭が残りました。Photo_3

(でも歴史は別として、実はここは私の青春の思い出の場所でもあり、今から30年ほどまえの英国での青春時代が一気に蘇り、庭の木の陰にその頃のわたしが立っていそうな気がしました。もしそうだったら、彼女と今のわたしはどんな会話を交わしたことでしょうか。) そこに今回は心友たちと再び訪ねることができたことにひとり感動でした。 そして大学生の甥も一緒に・・・

    帰りの日の朝は、時折小雨降るハイドパークを甥と散歩しました。丁度、彼と同年齢の私は、同じロンドンですべてが目新しく感じられる環境で暮らしていたのです。19歳で思い切って外国に出たことは今でも親とチャンスに感謝です。その後、3回にわたって合計9年もの時間を英語の中で暮らすことになるとは最初全く思ってもいませんでした。ロンドン行きはそれまで家と社会に守られていた生活から離れ「ひ・と・り」ということを実感するいい機会でした。その思いを共有したくて、甥の外国行きの”あしながおばさん”をしています。彼には3週間後にはニュージーランドでのひとり旅が待っています。 知らない環境で感覚を研ぎ澄まし、感性を磨くことの面白さと感動をいっぱいつかんでくることでしょう。 土産話を聞くのが楽しみです。若いって素敵ですね。 でも「若い頃に戻りたい?」の問いには「いいえ、これからの人生がもっともっと楽しみ!」といえる自分が今ここにいます。 そう気づいたらなんだかとても嬉しくなりました。

Posted at 09:29 午後 イギリス&英会話 |

2007年1月 8日 (月)

成人式おめでとう

北のほうはだいぶ天候が荒れているようです。 大丈夫ですか? 

小田原は風の吹き荒れた昨日とはうって変わって今日は上天気の成人の日でした。 今年の成人式を迎えた小田原市民は約2000人ほど。 市長を迎えての市民会館での記念式典の様子がケーブルテレビで報じられていましたが、会場に着物姿の女性が多いのにはびっくりしました。着物文化は健在だと嬉しくなりました。それにしてもお天気でよかったです。 

成人式といえば・・・

その昔、成人式の年にはロンドンに滞在していたことを突然思い出しました。ですから成人式の着物は作らずじまいでした。異国でひとりで迎えた成人のお祝い、一応大人になったのだからとSilk Cut というすごく軽いタバコを1本だけ吸ってみましたが体質に合わずそれっきり。お酒はラガーアンドライムという軽いビールを飲んで大人気分を味わいました。 でもわたしにとっては初めて実家を離れて渡英した19歳直前が一人前の大人として責任を持って生きる始まりの時だった気がします。 そういえばイギリスでは当時、21歳が「一人前の記念日」で21と刻まれた鍵の形をしたネックレスを親からプレゼントされるしきたりがありました。それは21歳になったからと家の鍵を渡して帰宅時間は自分で責任を持って・・・と門限を解くというものでした。 今では一人前に認められる年はもっともっと若くなっていることでしょう。 でも25歳を過ぎても家に住んでいるのは自立していないと思われるので、学校を終えて社会に出ると、みんな家を離れて独り暮らし、または何人かと共同生活をするのです。 新聞には3rd Girl Wanted などという広告が目に付きました。 例えば3つの個室のあるアパートに共同生活をする3人目の人を募集するというもの。 個室はひとりずつありますが、キッチン、居間、バスルームは共同です。 お互いに共同生活をする人を選び抜いて一緒に生活をするのですからそれはそれで楽しく、人格形成の場でもあり一緒に暮らすマナーやコツなども身につきます。 

わたしも通算9年の英国生活の中の途中1年余り、ナイツブリッジのハロッズのすぐ近くのリタイアした議員さんの家の4階にに4th Girl として住んだことがあります。 まるでマイフェアレディのヒギンス教授のお宅のような家の作りでした。 地下がキッチンなど使用人のいる部分、1階から3階までが主人の居室、 最上階の4階は使用人の部屋で天井は低めです。 その家では4階部分を個室4つのフラット(アパート)に作り変えてありました。 残りの同居人3人は同じ20代の、イギリス人、ニュージーランド人、それに確か中東出身のOL4人でキッチン、バスをシェアしていました。みんなそれぞれの生活がありましたが、時折キッチンで出会うと話に花が咲きました。 でも買ってきた食品を冷蔵庫に入れるときはマジックで自分のイニシャルを書いておかないといつの間にか食べられちゃっていたこともありました。 不便だったのはドアのベル。 インターフォンなどない時代ですから、4階の私たちのところへ来るゲストはベルを4回鳴らすという合図。 するとベルは大きな家中に響き渡るので、誰が来たか大家さんがいちいちチェックのために顔を出すのにはみんな閉口していました。 そんな不便な時代でしたがなんだか妙に懐かしいです。 毎月のお家賃は2階の大家さんの居間に届けに行くのですが、古めかしいアンティークの調度品の薄暗いお部屋は、まるで小公女セーラのミンチン女学院の校長室(!?)のようでした。

当時、ボンドストリート近くの会社に勤めていましたが、家に帰る途中、ナイツブリッジの地下鉄駅で降りて野菜や食品を買うのに立ち寄るのはハロッズ百貨店、なぜなら近くにコンビニなどない時代。 ハロッズは確かに高級品やファッションを買うにはいいデパートですが・・・日用品や食材を買うには最適な場所ではありませんでしたね(笑)。

来月、またイギリスに出かけますが、今回のお宿はナイツブリッジ近く。久しぶりにあのCadogan Place を訪ねてみようと思います。 きっとあまり変わっていないことでしょう。

最近、空の雲が美しいと思いませんか。

So2006_064

Posted at 10:17 午後 イギリス&英会話 |