2011年3月15日 (火)

Feeling of JOY 魔法の言葉

今日のロミコミにこう書きました。

「Hello! 

今朝も関東地方で揺れました。大丈夫でしたか。不安要素が多くなり、情報も錯綜しています。

事実を知ることと、それに感情を振り回され、自分の心を不安でいっぱいにする、のは別のこと。

こういう時だからこそ、心を強く持って Hang in there (頑張る、粘る)です。

わたしは、先行き不安になったら、日常の目の前のことだけに集中します。お皿を洗う、洗濯物をたたむ、とか。

そういう当たり前のことができなくなる、と思うから不安になるのです。 温かい飲み物をちょっとおなかに入れるだけでも落ち着きます。

心の中に、希望を忘れずに、今日も一日大切に。」

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テレビのニュースに不安で心が暗くなっている方も多いと思います。

そこで、気分を明るくする時に使える魔法の言葉をご紹介します。

Feeling of JOY  フィーリングオブジョイ (訳すと喜びの感覚です)

これは瞑想するときのキーワードでもありますが、以下の文章の最後にある“もうひとつの使い方”をご覧ください。 

Feeling of JOY 

(瞑想法)

中野裕弓

一日のうちどこかで、心を静めて自分の本質とつながる瞑想は、忙しい現代人にはとても重要な心身のエネルギー補給手段です。 世の中にはたくさんの瞑想法がありますのであなたにあったやり方を見つけてください。 ここでは誰もが安全に使える「Feeling of JOY」という言葉を使ったやり方をご紹介します。これは瞑想をするときのマントラ(自分という個人と宇宙という大きなエネルギーとをつなぐことば)として使えます。

1.      ひとりになれる静かな環境で、椅子に深く座り目を閉じます。目を閉じると、視覚の情報が遮断され、次第に心が落ち着いてきます。

2.      次に呼吸に注意を向け、吸う息、吐く息を意識します。(鼻からの自然呼吸)

3.      心が静かになったら「フィーリングオブジョイ」と心の中で思ってください。

ふっと思い、そして解き放つ感じです。その後、10分から15分くらい、その言葉を思い出したら心の中で静かにつぶやき、解き放ちます。

4.      途中、様々な雑念が頭をよぎるかもしれません。 どんな雑念も気に留めずにうしろに流してしまいます。 また途中で、素晴らしいアイディアが閃くかもしれません。 それも書きとめたりせずただ流してしまいます。途中眠ってしまった(と、感じても)OKです。

5.      終了時間は目の前に時計を置いて確認します。 (瞑想中は心がとても静まっているので、目覚まし時計や携帯アラームを鳴らさないでください) 

時間はのびても大丈夫、そのうちに体のリズムと合っていい具合になってきます。

6.      時間になったら「フィーリングオブジョイ」を思うのを止めます。

7.      そのまま23分 座ったまま、または横になるかして休息をとります。その後ゆっくり目を開けてください。あなたはすっかり宇宙からのエネルギーが充電されて、リフレッシュしていることでしょう。

*「Feeling of JOY」のもう一つの使い方

日常生活の中では、この言葉を意識するだけで周りの否定的なエネルギーを一掃して

瞬時に純粋で肯定的なエネルギーに変換することができます。 Vortex状態(最も心地よい心の状態)に戻る言葉としても使えます。 必要な時、目を開けたままFeeling of JOYフィーリングオブジョイ と思ってみてください。 心が軽くなり元気が戻ります。

© Hiromi Nakano 2010  http://www.romi-nakano.jp

Posted at 08:44 午後 愛と豊かさ |

2009年9月12日 (土)

新刊が出ました

大和出版から新刊が出ました。

「愛と幸運が降ってくるプリンセス・ブック」

 セルフイメージが変われば、ミラクルがいっぱい! (1300円+税)

Photo_2

ピンクのドレスを着たプリンセスのイラストの可愛い本に仕上がりました。 今までおもに女性向けの本を何冊も出して下さっている大和出版ですが、編集のみともたかこさんが、「是非セルフイメージの本を書いてください」と我が家に見えたのがこの春。 わたしも常々自分をどう肯定してみるか、ということの大切さに意識を向けていたのですぐに同意しました。

プリンセスのコンセプトは今から12年前に、世界銀行の秘書のアンとの話の中で出てきたもの。 自分を「自分なんか~」、「どうせ~」と常に割り引いて考える習慣の彼女に、セルフエスティーム(自尊心・自分を大切にする考え方)を体得してもらおうと考えたのがプリンセス・ゲームでした。

結果として、彼女はこのゲームから途中下車したのですが、わたしは相乗りしてトライしていたこのゲームに見事にはまり、今日に至っています。 現実的な彼女にはこういうマインドゲームはピンとこなかったみたいです。 でもその後になってつくづく思うのは、人間の可能性を広げていくのはイマジネーションの力量だということ。 それには資格も、財産も、地位もいらないのです。 ただイメージして“なりきる”こと。 それだけです。 

先日の大学生のセミナーでもこのイメージ力について話しました。加えて、私の所属するクラブの話も・・・ それは妄想倶楽部! 入部希望者も沢山いました(笑)

イマジネーションとは私たち全員が持って生まれてきた貴重な財産です。

Posted at 09:40 午前 愛と豊かさ |

2009年1月31日 (土)

嬉しいHPへの書き込み

今日は、わたしのHPにうれしい書き込みがありましたのでシェアします。 (本当は、直接お返事したかったのですが、メールアドレスの記載がなかったので読んでくださることを期待してブログにアップしますね。)

□ペンネーム:高校生2人
□県名:埼玉
□年齢:10代

□お声  私たちは、学校の授業の一環で世界の飢餓について調べていたところ、このサイトを見つけて「もし世界が100人の村だったら」を読みました。
世界には100人のうち70人が文字が読めないという事実を知り、このメール文をかけることがどんなに幸せなことなのかがわかりました。
他に以前のフジテレビのドキュメンタリーのサイトを見て、今の世界の子供たちの過酷な現状を知りました。
今パソコンを開いているこの部屋も暖かく快適な中、世界の現状を考えるのはとても難しいです。
家があって、食べる物もあり、学校に通えて、それ以前にまず私たちが今生きていることが幸せなことなのだと、気づかされました。

しかし、このような世界の事実を知れば知るほど自分の無力さを感じます。
両親もなくし、まだ10才くらいの子が兵隊として訓練したりしているなかで人間の本来のあり方やなんでこの地球で生きているのかなど考えさせられます。

まだまだ書きたいことがたくさんたくさんあるのですが、授業でパソコンを使える時間が残りわずかとなったのでこのへんで終わりにします。

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ともすると恵まれていることにも気付かなくなっている「平和ボケ」気味の日本の若者たちの中にも、このメッセージを読んで、このように忌憚のない感想と、心の揺れをシェアしてくれる人たちがいることをとてもうれしく思いました。 特に「このような世界の事実を知れば知るほど自分の無力さを感じます」という部分にやるせない思いを感じました。 そのやるせない思いがきっと将来何かできることをしよう!という原動力になることと信じています。

2001年3月に訳して公表したこの「100人の村」のメッセージは、今だにあちこちから感想をいただいたり、引用許可のお願いをいただいたりしています。 1月号の「婦人画報」には「今日を生きる子どもたちへ」という特集の巻頭に私の原訳を抜粋して載せてくださいました。 

今年はこのメッセージをもう一度改めて見直して次なる展開につなげていこうと思っています。

Posted at 10:02 午後 愛と豊かさ |

2007年2月17日 (土)

スペシャルオリンピックスって?

中野裕弓 @ ソーシャルリースです。

お久しぶりです。 今日は寒かったですね。 わたしは東京へ出かけていました。 NPO法人スペシャルオリンピックスの理事会に出席するためです。 私はご縁を頂いて昨年から理事をお引き受けしていますので、今日はすこし活動についてご紹介させてくださいね。 

みなさんはスペシャルオリンピックス(SO)をご存知ですか? オリンピック、パラリンピックと並んで世界的なスポーツイベントとしても知られています。参加するのはアスリートといわれる知的発達障がいのある方々。 日常的に様々なスポーツを通して障がいをもつ方々の社会参加と活躍の場を広げようというものです。

はじまりは1963年の故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ夫人が自宅の庭を知的発達障がいの人たちに開放して開いたデイ・キャンプで、国際本部はワシントンDCにあります。(でも世銀時代には私はまだSOの活動を知らなかったのです。残念!) So2006_047  

昨年10月には熊本大会が開かれました。丁度その時期、熊本に行っていたわたしも表彰式に参加し、アスリートたちの一生懸命さ、ひたむきさ、無邪気さに心を打たれました。アスリートたちは同じような力量の人たちでグループ分けされて競いますが、メダルだけでなく、参加者全員にリボンが贈られます。他人と競うのでなく、「昨日よりも今日」自分の可能性に挑戦するのですね。

現在SOのスポーツ活動に参加している全国のアスリートは5000人あまり、通年、毎週各地でトレーニング活動をしています。そしてそれをささえるのが膨大な数のボランティアの人々でコーチやトレーナーも皆ボランティアです。アスリート、アスリートのファミリー、支えるボランティアの人々がみな同じ目線でより充実した人生に向かって歩むのは本当に素晴らしいことだと思います。 

皆さんのお住まいの地域にもきっとスペシャルオリンピックスの活動があると思います。もしスポーツ、または”地域で共に生きる”ことに興味がおありでしたら、是非連絡を取ってみてください。 一生懸命練習するアスリートの応援も歓迎です。 「自分の出来ることを生かして周りの人の役に立つ」のはとても貴重な体験です。 今後、私の中で研究中の「共に生きる」社会システムのソーシャルリースの活動にもつなげていけると思っています。

Posted at 11:34 午後 愛と豊かさ |